山口県下関市で行われた、中小企業家同友会の経営者フォーラムという会合に出席してきました。
この会合、山口県中小企業家同友会が年に1回開く会で、毎年経営上のテーマについて社長さんが集まって討論を交わします。
今回、私はこの討論のグループリーダーに抜擢されて頑張させていただきました(皆さんありがとうございました…。つかれた…。)。
テーマは、マネジメントでした。
私が割と経営の勉強が好きでいろんな所に顔をだすのですが、最近多くの会合でマネジメントを取り上げることが多いように思います。
働き方改革の影響なのかもしれないですね。
いくら営業で仕事をとっても、まずは足下の社内関係が良くなければ皆不幸になってしまいます。
それは、労働事件を取り扱う弁護士という立場からも、経営者という立場からも強く思います。
近年、雇用の流動化を完全に肯定する論や、貧困問題を憂う立場から労使の対立を煽る論がよく聞こえます。流動化による閉鎖空間問題の解消や、貧困問題の解消も大事ですので完全に否定する気は無いのですけど、それらを突き詰めていった結果は、殺伐とした社会になるんじゃないかな…とも思うのですね。
個人的には、労使含めた社内の協調や労働環境の改善が凄く大事なんじゃないかとか思っています。
なんだか日本的で古くさいのかもですけど、要するに「皆会社の一機関なんだからお互い配慮しましょうね」ってことで、これって最近流行したティール組織にも通じる気がするのですよ。
いずれにしても、みんな穏やかにいきたいですね。
弁護士の私が言うのもなんですけど、殴り合いのゼロサムゲームは割と皆不幸になりやすい気がしますよ。